6月29日の美人の日本語は
「閑古鳥」です。
カッコウの異称です。
客足が遠のき、寂れた様を「閑古鳥が鳴く」といいまが、カッコウの鳴き声がもの悲しさを感じさせることや、街中には寄りつかないことからきているようです。
カッコウは他の鳥の巣に卵を産む、「托卵」を行うことでも有名です。
本来そこで生まれた卵より先に孵って、他の卵を巣の外に押し出したり……。
なかなかたくましい鳥です。
托卵されるほうの鳥も、カッコウの卵を見破るように進化して、カッコウは見破られないよう卵を似せるように進化して……と、イタチごっこのように進化してきたそうです。
これを「片利片害共進化」といいます。。
鳥の世界も軍拡競争のようですね……。
カッコウの鳴き声は「カッコーカッコー」ですが、托卵する時は本来の親鳥に邪魔されないように、タカの鳴き真似もするそうですよ。
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