3月27日の美人の日本語は
「紅一点」です。
「万緑叢中紅一点」という漢詩からきた言葉です。
11世紀の中国、北宋王朝の時代の文人、王安石の作とされていますが、本当のことかどうかは分からないそうです。
王安石の詩では、「全宋詩」に収録されていて、少し形が違う「濃緑万枝紅一点 動人春色不須多」という一節があるんだそうです。
一面が緑に染まる中、ほんの一点の紅によって、それぞれが際立ってくる風景は美しいですね。
そして一面の緑もよく見れば、濃かったり、黄緑だったり、グラデーションがあるはず。多様性はお互いを際立たせ、美しくする大切な要素です。
みんなちがって、みんないい。ですね。
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